おさななじみとタイムマシン

人の縁とは本当にあるもので、 急遽逗子に滞在していたら、石垣島に引っ越したはずの幼なじみが、全く同じ日程で逗子にいた! しかも普段そこまで連絡を取り合っていないのに、逗子入りしたと同時に、めずらしくメッセージが来ていた。 逗子海岸へ行くと偶然にも幼なじみを知っている人と会うし、なんかビーチにいそうだなぁと感じていたら、その日は会わなかったものの、同じビーチにいたらしい。 翌日はビーチで待ち合わせ、会える気持ちを膨らましてエンちゃんとミオちゃんとビーチへ向かった。 そしてエマと3年半ぶりの再会。 なんかこのタイミングで会えて、すごーいホッとした。 おさななじみって不思議なもので、子供の頃から知っているけれど、年をとっているはずなのに、なーんにも変わらない。 エマとは幼稚園が一緒で、実家は歩いて一分ぐらいの距離だった。中学校3年生の時には、エマのいる中学校へ勝手に転校して行き、校長先生に頼んでエマと同じクラスにしてもらった。 エマのママには娘のように可愛がってもらい、思春期の時にはとっても良き理解者になってくれ、私にとって唯一心を休めて、本当の気持ちを話せる大人だった。 高校を卒業してから、エマはボディーボードにハマりビーチガールになり、私は雪に魅せられ、山っこになっていたけれど、結局同じところに辿り着いた。 お互いの息子達が一緒に遊んでいるのを見た時、なんかすごい不思議で、すごい嬉しかった。 海の家でいろんな人に遊んでもらって育ったライドは、とっても社交的で、ものすごーく面倒見が良い。’ エンちゃんはライドにくっついて歩き、なんでも真似してすごーく楽しそう。 何気にライドがずーっとエンちゃんを見てくれていたから、私たちはとってものんびりとした時間が過ごせた。 ライド6歳なのにすごい責任感!ずっとうちにいて欲しいなぁー・・・ それにしても、人生のこのタイミングで偶然会えるなんて、やっぱ必要としている存在なんだなー。 縁とは本当に不思議なものだ。 おさななじみ。お互いのヒストリーを知る貴重な存在。 一緒に過去に戻れるタイムマシン。 宝物だね。